建物の築年数

建物の築年数は、そのまま融資期間に直結するので非常に重要な要素となります。

融資期間以外にも、築年数の経過と共に建物が老朽化し、修繕費が増大していくことが考えられますので、あまりにも古い建物は避けた方が無難です。

しかし、古い建物が全くダメかと言うとそうでもありません資金が問題なく調達できる場合は逆にチャンスにもなります

古いので相当安く買うことも可能です。場合によっては土地値で手に入れることも出来るでしょう。そうなれば後は、古い設備を交換し、外壁と内装をキレイに再生させれば、十分戦える物件に生まれ変わるのです。

古い木造はダメだ」と言う投資家がよくいますが、それは全く当てはまりません。なぜなら、京都や奈良にある神社仏閣を見てください。世界最古の木造建築物だってあるじゃないですか。

古い木造=投資不適格」というのは、税法で作られた法定耐用年数の呪縛にすぎないのです。

確かに、減価償却があまり取れないとか、融資期間が短くなって厳しいとかデメリットもありますが、そんなものは取るに足らないことで、物件の真の戦闘力には全く影響しないと考えています。

築年数でもう一つ気を付けるのが、昭和56年6月以降に建てられたものかどうかという点です

実は、昭和56年6月に建築基準法の耐震基準が新しくなり、より厳しい耐震性能が求められるようになりました。これを新耐震と呼びます。

具体的には、昭和56年6月1日以降に建築確認を受けた建物が、新しい耐震基準に適合する建物ということになります。

しかし、実際に建築工事に着工するのは建築確認を受けた後になりますので、工事期間を考えると、木造一戸建てで早くても昭和56年10月以降くらいに完成した建物が、新耐震であると言えそうです。

RC造やS造ならもっと工事期間は長くなりますので、昭和58年以降くらいに完成したものが新耐震であると考えられます。

旧耐震の建物でもシッカリしたものはたくさんありますし、逆に新耐震でも手抜き工事をされている可能性だってあります。ですから、完成時期で全てを判断することはできませんが、ひとつの目安して覚えておくと良いでしょう。

耐震偽装問題や大きな地震などで、地震に対する関心が非常に高まっていますので、地震対策のしっかりされた建物を選びたいところです。


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